Smart Camp うめきた
世界中の人々の未来の健康、美そして癒しのために
福利厚生のおすそわけ
オールウェル計画推進室長
中西澄子さん
経営企画部 事業戦略グループマネージャー
中川喜隆さん
2013年4月現在
毎日、なんとなく通いたくなる。お客様の大切な場所になる
- :「ナレッジキャピタルでは、どんなことを展開される予定ですか。
- 中西:今回、ナレッジキャピタルでは“食と美と健康のパワースポット”というコンセプトのもとスマートキャンプでの薬膳フレンチレストラン「旬穀旬菜」やリラクゼーションサロン「ホリスティックラボ」などをベースに、ロート製薬が考える未来の健康の手に入れ方を提案します。そして美や癒やしを感じてもらえる“よろこビックリ”空間にしたいと考えています。
弊社では、“健康産業に従事する者は、心身ともに健康であるべき”という考えから、2004年に本社、2006年には東京支社で「スマートキャンプ」という、福利厚生施設を開設しました。
スマートキャンプでは、ロート製薬で働く人がイキイキと元気に働いてもらうため、食とリラクゼーションを組み合わせたサービスを提供しています。現在東京では、このスマートキャンプの活動を「福利厚生のおすそわけ」というコンセプトで広く一般の皆様にもご利用いただけるようになりました。

中西澄子さん
経営企画部 事業戦略グループマネージャー
中川喜隆さん
2013年4月現在

- :テーマとしては「食」と「癒やし」が軸になる“よろこビックリ”空間ということでしょうか。
- 中西:はい、まず 食の“よろこビックリ”は、オテル・ドゥ・ミクニなどを経営するフレンチの巨匠・三國清三シェフのプロデユースによる「薬膳フレンチ」を提供します。これまで培ってきたスマートキャンプの家庭薬膳にフレンチの技巧とおいしさのエッセンスを組み込んだメニューを三國シェフに考えていただいています。
- 中川:また、野菜のセラミック栽培スペースを併設していることも、第二の食の“よろこビックリ”なんです。
従来の水耕栽培では葉物しか栽培できないのですが、セラミック栽培はミニトマトやパプリカなどの果菜やミニ人参などの根菜を育てることもできるのが特徴です。
もちろん無農薬です。
この畑で収穫したものを薬膳フレンチでご提供したいと思っています。 - 中西:癒やしの“よろこビックリ”では、エステティシャンでもある鍼灸師が施術する体質改善型の美容「鍼灸」、東洋医学と西洋医学の両視点で深い疲労にアプローチする「深部疲労対応アロマトリートメント」、インナーマッスルを鍛えることで良い歩行に導く「フットピラティス」、そしてストレスに強い体をつくる「ホリスティクピラティス」、科学的な根拠に基づきフットストレス判定を行いトラブルが出にくい足元をつくる「フットケア」といった数々の特徴的なオリジナルメニューを取り揃えています。とくに人間は最後まで自分の足でおトイレに行けてこそ真の健康という思いから、フットケアには力を入れています。

- :魅力的なコンテンツがいっぱいですね。
今後、ロート製薬様としてはどのようにこの場を育て活用していきたいとお考えですか。 - 中川:これまでロート製薬は商品を介してお客様によろこびっくりを提供し、またご意見を頂戴してきました。
しかし東京のスマートキャンプを一般のお客様に開放したことで、ダイレクトなご意見をいただくことができるようになりました。このことはとても大切で、また大きなチャンスだと捉えています。
とくにナレッジキャピタルの施設はスマートキャンプの集大成ともいえます。
お客様の健康を守り、元気になってもらうためにお客様からいただいたご意見はどんどん吸い上げ、サービスとして確立してゆきます。それがスマートキャンプ、そしてロート製薬グループにとっての次のステップ、新しいチャレンジに繋がっていくと考えています。