“わくわく” × 研究力

ACTIVE Lab. アクティブラボ
キャンパスで創造された「知」を発信

絵巻物から宇宙まで!総合大学ならではの文理融合コラボレーションコンテンツや研究成果をぜひご体験ください。

関西大学

インタビュー

ヒト・モノ・コトが集まる場所で本学らしいコンテンツを広く発信。

関西大学
学長  楠見晴重氏

加速させる、オープンイノベーション。

:ザ・ラボに参画された目的を教えてください。

ナレッジキャピタルは幅広い分野のヒト・モノ・コトが集まり、出会いからアウトプットまでがワンストップで実現する空間。このような知的創造拠点は世界でも例がないと思います。関西大学は、グランフロント大阪が開業した2013年の春から施設内に「関西大学うめきたラボラトリ」を置き、産学官連携によるオープンイノベーションを推進してきました。2015年4月よりザ・ラボへ参画しましたが、それは大阪に根づく総合大学として、研究の成果を異なる分野の研究者やビジネスパーソン、お子様からシニア層の方々まで、さらに広く発信していきたいと考えたからです。

:具体的に、この場でどういった活動をされてきましたか?

ザ・ラボに参画する前から年に一度、本学の研究者が研究プロジェクト「VisLab OSAKA」と共同企画する形で、大正時代の道頓堀の街並みを再現したCG映像や、裸眼で3Dの奥行きを感じられるホログラム(立体映像)の再生といったコンテンツを展示してきました。また、本学の学生が企業と連携して商品化を目指すプログラム「AJICON」では、学生がレシピ開発した商品を一般来場者に試食していただくイベントも実施。このプログラムからは、実際に和菓子店とコラボしたスイーツなどが商品化されており、今後も研究成果を社会に還元する場として継続していけたらと考えています。
参画後は、大正時代の大阪の古地図を超高精細なデジタル画像へ昇華した作品や、人間の脳のメカニズムを心理学で分析し、そのデータを基にアーティストと共同制作した3Dトリックアートなどを展示しています。

大阪の街に育まれて、もっと身近な存在に。

:展示や活動を通じて、期待していることって何ですか?

大阪は民間企業や市民など「民間」が主役となって文化や産業を活性化してきた街です。本学も大阪で生まれ、育まれてきた総合大学として、先端研究を分かりやすく、身近に感じていただけるよう、個性を打ち出した展示やイベントを実施して、来場者と学生が交流する機会を多く創れたらと思います。
2016年には関西大学梅田キャンパスをザ・ラボの近くに開設します。「ラボの後にキャンパスにも寄ってみようか」と思ってもらえる存在になりたいですね。

展示内容

フロアマップ

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