ボーネルンドあそびのせかい

うめきたで、子どもたちが駆けまわる。思いっきり遊んで、心も体も健やかに。

子どもの遊びをトータルにプロデュース
:ボーネルンドの事業内容についてお聞かせください。
弊社は、子どもの健やかな成長をあそびを通して応援するために、デンマークのコンパン社をはじめ、「遊びの価値」と「安全性」に優れた欧米の大型遊具の輸入・販売からスタートしました。その後、幼稚園や保育園、公園などに遊び環境を総合的にプロデュースするようになり、現在、全国約3万か所に弊社が携わった遊び場があります。また、子どもを取り巻くあらゆる場所に、のびのびと遊べる場が必要だと考え、商業施設や病院の待合室などにも、遊び場をつくっています。
9年前からは、親子の室内遊び場「KID-O-KID(キドキド)」を展開しています。17の店舗があり、今回ナレッジキャピタルに出店するのは、この「KID-O-KID」と世界の遊び道具の専門店「ボーネルンドショップ」を融合させた、「ボーネルンドあそびのせかい」という店舗です。
ボーネルンドあそびのせかい
グランフロント大阪店店長・矢野雅大さん
2013年4月現在
:「ボーネルンドあそびのせかい」とは具体的にどのような施設ですか。
さまざまな遊びが楽しめ、「プレイリーダー」がより楽しいあそびのお手伝いをする、親子のための遊び空間です。同時に子育ての場であり、遊びの大切さを知る場所だと捉えています。
今の子どもたちは 「空間」「時間」「仲間」の“三つのマ”がないために、遊びの経験が足りません。子どもは遊んで育つのに、昔のように鬼ごっこをして、野原を駆けまわることもできない環境におかれているのです。遊びの大切さ、子どもに遊びを保障することの必要性について、実際に遊んで、お父さん、お母さんにも気づいてもらえればと思っています。
:「KID-O-KID」の他の店舗を見させてもらいましたが、みんな笑顔ですね。
遊具や空間の安全性はもちろん、床や壁も含めた環境全体の色や形といったデザインも重視しています。
それが、訪れただけで子どもが能動的に遊びたくなる雰囲気づくりの要因になっています。お店に入った瞬間、気持ちが高揚して踊り出す子もいます。大人だったら、好きなアーティストのライブに行って開演を待つ時のような感じでしょうか。
店内の各エリアには「プレイリーダー」と呼ばれるインストラクターがいます。基本的には子どもが自分で工夫して失敗して、考えて遊んでもらうのですが、そこに、プレイリーダーがこんな遊びもあるよと、ヒントをあげる。そうすることで遊びの醍醐味を知ってワクワクするような体験につながるのです。また、一緒に遊んでいる他の親子とのコミュニケーションのつなぎ役としてもプレイリーダーは重要な存在です。
:「ボーネルンドあそびのせかい グランフロント大阪店」ならではの特色はありますか。
全国を代表する旗艦店として、「これからの子育て」をテーマに、子育ての望ましいかたちをハードとソフトの両面で提案します。わたしたちは全国の多くの親御さんの声を毎日聞いていますが、今、「社会全体で、みんなでする子育て」が求められていると考えています。
フューチャーライフショールームという、一歩先の未来を提案する場から、遊びの大切さをしっかりお伝えし、例えば自分の子どもだけでなく他の子どもたちとも遊ぶ機会を提供するなど、このことを具体的に提案していきたいですね。
また、店内の遊具はすべて購入いただくことができますので、遊び環境づくりを考える法人の方にはショールームとしての機能も果たせればと思っています。
人が集まる場所だから、遊びの大切さが広まる
:イベントなどの予定はありますか。
子育てに関するさまざまな分野の専門家を講師に招いて、セミナーやワークショップをやろうと考えています。
他にも赤ちゃんとご両親のための「赤ちゃんの日」を毎週木曜日に設けています。
気兼ねなく思いっきり泣いてもらっていいですよ、ということもやりたいですね。最近は外で赤ちゃんが泣きだすと、迷惑がられてしまうことも多いですから。
:具体的な料金体系を教えてください。
子どもは最初の30分が600円(非会員)、延長10分ごとに100円。
大人は施設利用料として300円になります。また、1日パス、1か月パス(平日のみ)もあります。
お金を払う遊び場なんて必要なの?高くない?と言われることもありますが、一度来ていただければその価値がわかってもらえると思います。子どもたちが心から楽しんでいる姿、自ら育とうとしている姿に出会えるはずです。
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